【再放送】#219 悔しいけれど、お前に(以下略)

#219 悔しいけれど、お前に(以下略)
松岡 (2007年5月 8日 00:06)

新宿で会社の同期と遊んだときのこと。

ひととおりショップでの冷やかしを楽しんで外に出ると、昼下がりでまだ日が高いというのに 空は漆黒の闇を思わせるほどに暗くなっていた。
程なくして降り出す大粒の雨。すぐさま地下街に逃げ込んだ。

ケータイで天気予報を確認すると、どうもすぐにはやみそうもない。
新宿は地下街で広くつながってはいるが、やはり移動は制限される。なにより、これから遊びに行こうと思っていた場所へ行くためには、いったん外に出なければならない。

僕らはあきらめて カサを求めに歩いた。
やがて西武新宿駅の駅ビルにたどり着いた。ココの最上階には100円ショップもある。急場しのぎのカサとしてならば、100円で充分である。

エレベーターホールで、エレベーターを待つ。
土曜の昼下がり。エレベーターの前には、人が集まってきた。

静かにエレベーターが開くのを待つ群衆。誰も言葉を発さない。
その状況下、同期のホサカくん(仮名)が ビルの階層案内図を見ながら、やっちまったのだ。

「100円ショップ、ギャランドゥか…」

おいおいカウボーイよ、よく見るのだ。それはヒデキのアレではなく、『キャン★ドゥ』であろう。なぜそこだけ音読してしまったのか。
静かにエレベーターを待っていた群集ではあったが、その瞬間 静かに「ざわ・・・」となったことは、言うまでもない。

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