「起きていきなり複雑な行動をする」っておもしろい

そのときはおもしろくなかったのに、後から思い出すと「あれ おもしろかったな〜」という出来事があると思います。以前に書いた「身近なイリュージョン」もそのひとつ。

休日、妻が寝起きのすごいカオで寝室からリビングに出てきて、iPadでいきなり動物の動画を観始めました

パンのようなモノをもぐもぐ食べながら、馬(ポニー?)のような動物が大集合する動画を寝起きのすごいカオで観ています。その時わたくしはそのようすを後ろから何となく見ていて、いかなる感情の変化もおきませんでした。
感情の変化が起きておらず、全体的に判然としない記憶ではあるものの、「起きていきなり動物の動画を観る妻」という事実は揺るぎません。

後日、職場で仕事をしている最中、急にその「起きていきなり動物の動画を観る妻」を思い出し、「なんか5歳児みたいなことしてたな……」とおもしろくなってきました。
5歳児、すなわち幼児は発達中の段階なので人間の基礎的な行動の定義が未確定といえ、行動の順序性が少年や成年と異なり、こだわりとか優先順位とかが可笑しいことがあります。これは、幼児のかわいらしさを構成する要素のひとつといえます。
「起きていきなり動物の動画を観る」は、そういうおもしろさといえるでしょう。

つまり、「起床直後にやること」が人間の基礎的な行動から外れていて、さらには俊敏であればなおおもしろい。「寝る」は人間のもっとも基礎的な行動ですから、それの解消直後の行動との差がおもしろさを生む、ということです。
たとえば、「起きてからだらだらトイレにいく」より、「起きてすぐお裁縫を始める」のほうが、おもしろいですよね。起床直後に細かい作業を始めるようすを横で見ていたら、きっと笑ってしまいます。あれ、おもしろくない? おもしろくないですか。おもしろいですよね。そうですよね、おもしろいです。

伝説のテレビ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送されていた『早朝バズーカ』は、その究極といえるでしょう。あの企画はやられる側ですが、バズーカと起床が完全にかけ離れていておもしろいです。
個人的には、『めちゃ×2イケてるッ!』の何かの企画で目の当たりにした「起こされてすぐにくつ下を履く岡村さん」でも(テレビ的にはそんなにでしたが)死ぬほど笑いました。

「起床直後にやることの中で、もっともおもしろいものは何か」
考察すべき新しいテーマが生まれてしまったので、これを考えながら生きていこうと思います。暫定1位は、「ロケット搭乗」です。

起きて30秒後にこうなってたらめちゃくちゃに笑っちゃうな
起きて30秒後にこうなってたらめちゃくちゃに笑っちゃうな

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