「近い」「遠い」

「近い」か「遠い」かは、だれかの主観に基づいたり議論対象の場に依ったり、とにかく「基準」というもので決まります。

家からコンビニまで1Kmだと仮定して、その仮定の事実を「近い」とするか「遠い」とするかは、自身が生まれ育って得た経験やその環境、客観的事実が展開されている地域およびその周囲の事情、あるいは移動手段の有無が決定づけるでしょう。当然、家からディズニーランドまで1Km、といったふうに、対象物によってもその印象は変化します。
つまり、「基準」なくしては「近い」「遠い」は語れないのです。

では、この画像をご覧ください。

「近い」とのこと
「近い」とのこと

足利市にある「足利自動車教習所」まで、西新井から「近い」と言えるかどうか。

客観的事実を申し上げますと、西新井から足利市まで、およそ80Kmの距離があります。
自動車教習所なのでクルマを使うことはないと考えるとおのずと鉄道の利用になりますが、これは特急を利用しおよそ1時間40分

さて、「近い」と言えるかどうか

前述のとおり、「近い」か「遠い」は「基準」が決定づけます。
くだんの自動車教習所以外にも、西新井を包含する足立区の中に自動車運転免許を取得するための施設がいくつか存在します。ここに標榜されている合宿制のものも、少なくとも足利市より近くに複数箇所存在します。

であれば、「足利自動車教習所」は「近い」とは言えないのではないか。これは広告として妥当ではないのではないか。

結論を急ぎすぎです。
「近い」か「遠い」かは、どんな「基準」から導いてもいいのです。
「足利自動車教習所」は、クアラルンプールモザンビークより「近い」し、当然 土星やすべてのブラックホールよりも「近い」です。これらは事実であり、事実に照らし合わせれば「近い」と言っていいのです。

それは、この「足利市」を示しているよく解らないカオのマークも物語っています。

足利市の横で真顔
足利市の横で真顔

うん、真顔
あんまり近そうには見えないし、なぜかちょっと引いてない?

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