「世界が終わった日じゃん!」

澄みきった青い空。5月のいい天気でした。
世界が疫病で大騒ぎしているのとは無関係に、気候は、太陽エネルギーと地球の自転から生じる海洋と大気の循環に人類の活動を少々加えて、その内容を決定していくのです。

それにしても、青くまぶしい晴天とやさしく吹き下ろす心地よい風。
だれもが「最高の天気だな」と感じるであろうこんな日は、「好きな(気候の)日はどんな日か?」という話を友人としたことを思い出します。中学生の夏の日でした。

友人は「夏の暑い日、青い空と日差しと入道雲がキレイな夏の日が好きだなあ」と言っていました。
わたくしは「ドラゴンボールみたいな日だね!」と返したのですが、友人はあまり要領を得ない表情(カオ)をしていました。解りづらかったかな? メタファとして解りやすいでしょ?

いずれにせよ、“ザ・夏”といったそんな気候の日は、どこかに遊びに行きたくなるような、万人が好きだという日に該当すると思います。

友人は「マツオカくんは?」と聞いてきました。
わたくしは「どんよりしてて薄暗くて、湿った涼しい風が吹く日が好きだなあ。静かで、遠くのほうで救急車のサイレンの音とかしてるイメージ」と答えました。
わたくしは、とにかく夏がニガテだったのです。夏の暑い日は、1993年米不足騒動が勃発した冷夏の日々の再来を希求していました。

それを聞いた友人は、「世界が終わった日じゃん!」と返してきました。

たしかに。そんな気候の日は、核戦争後のとある日ともいえそうです。救急車走ってるし。
「好きな(気候の)日はどんな日か?」というクエスチョンに対してのアンサーが「世界が終わった日」。松岡少年の歪んだ青春がそこにはあります。

ただ、37歳のいま改めて考えてみると、世界の呼吸が止まった日はきっと、澄みきった青い空が広がるのではないかな、と思います。
世界が疫病で大騒ぎしているさなか、まぶしい晴天にやさしく吹き下ろす心地よい風。これこそがなんだか、「世界が終わった日」のリアルなのだとわたくしは思うのです。

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