UNOに『卒業』の概念を導入する

高校の休み時間といえば、『UNOで遊ぶ』だと思います。
これは20世紀の終わりの話なので、いまの高校生とかは違うんだろうなあ、知らんけど。

UNOは、当然ながら決められたルールがあります。
そのルールに従って遊んでいてもだんだん飽きてきますし、何より配ったりするのが面倒くさい。

そこで、「プレイヤーは手番に山札から1枚カードを引き、その内容を全員に開示してから手札に加える。あとはUNOの通常ルールに従う(数字が一致する複数枚を一度に場に出すのはアリ)」というルールで進めていくことにしました。
これであればいちいち配る必要性がなく、「誰が何のカードを持っているか」が解るので戦略性が増します(運の要素をやや排除できる)。DRAW系のカードとReverseのカードを誰が持っているか。場のカードに合う手札を誰が持っているか。すべての情報が公開されているので、記憶力と戦略性がモノを言います。

「そうだ。あと、『黄色の8が出たら卒業』ってのはどう?」

この提案、わたくしがしたのかわたくし以外がしたのか記憶が定かではないのですが、事実として『黄色の8が出たら卒業』というルールも追加されました。

『黄色の8が出たら卒業』。
「勝ち」でも「負け」でもなく、『卒業』です。カードゲームやボードゲームの最後は、すべてのプレイヤーは「勝ち」あるいは「負け」のどちらかの結果に落ち着きますが、わたくしたちはそこに『卒業』という第三の概念を持ち込みました。

『黄色の8』が山札から引いてしまったプレイヤーは、『卒業』します。すべての手札を山札に返還し、ゲームの場から『卒業』していかなければなりません。
「えっ? えっ? おれ負けたの?」と、『黄色の8』を出してしまったプレイヤーは混乱の一途。状況を飲み込むのに、多少の時間を要します。
「勝ちとか負けとかじゃないから。卒業だから」「卒業おめでとう!」と、ゲームの輪に残るプレイヤーたちは卒業生から手札を奪い取り返還し、ゲームの輪から卒業生を送り出します。そしてゲームの輪から聞こえてくる『仰げば尊し』。

卒業生は、若干、泣く。

なぜ『黄色の8』が『卒業』なのか、たぶん理由も意味もなく単なる思いつきだったとは思いますが、かなり楽しかったので大人数でUNOを遊ぶ際にはオススメです。
いまの高校生でも楽しめるんじゃないかな、知らんけど。

わたくしたちおじさんにとっては、UNOはこのデザイン
わたくしたちおじさんにとっては、UNOはこのデザイン

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