改札に入る人と改札から出る人

通勤時間は、比較的長いほうだと思います。片道1時間半超。往復3時間かと思うと、なかなかヘビーです。

仕事を終えて帰路に就きます。職場近くの駅の改札に入ろうとすると、当然ながら改札から出てくる人もいます。
職場があるのは大手町や新宿副都心といったビジネス街ではなく住宅も多い府中なので、この「改札から出てくる人」は、きっとあとは家に帰るだけなのでしょう。

交換できればラクなのになあ。

いま改札から出てきた人がどこの家に帰るのかは解りませんが、この人の家を貸してもらえば、わたくしの通勤時間が短くなるのは確実です。貸してくれないかな。
そしてこの人はきっと同じ思いをしながら職場近くの駅の改札に入ったハズなので、この人は職場近くの駅の改札を出た人の家を貸してもらえばよいのです。

その後、1時間半かけてわたくしが自宅の最寄駅の改札を出た際には、おそらく仕事を終えたであろう人が改札に入っていきました。
「うちの近くに働くところなんてあるの?」という疑念もありますが、この人にわたくしの自宅を貸してあげれば、きっとこの人も喜ぶハズです。

すべての人がすべての人に職住近接を提案しそれが実現するような社会になれば、かなりの量の時間が節約できるでしょう。
天才的な発想がでました。この秘策を胸に、次期衆議院選挙に立候補します。

結果、得票数1で惨敗。「それ、要はテレワークってことだよね」「そうなの……!?」

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