【本】#058 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性 / 高橋昌一郎
感性には限界があるのかなと常に考えているわたくしですから、この本を手に取るのは自然です。 本書は以前ご紹介しました「理性の限界」「知性の限界」を含む「限界シリーズ」の3冊目です。 【本】#055 理性の限界 不可能性・不…
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続きを読む →「時間って何なんだ」「自己って何なんだ」と常に気にしているわたくしですから、この本を手に取るのは自然です。 精神科医である著者が、臨床治療での経験と哲学の知見から「時間と自己」の連関について考察し論じる本書。時代背景もあ…
続きを読む →食事のときだけ上着を脱いだりめがねを外したりする人、いませんか。 とくに何が悪いワケでもないですし、食事に対する心意気を存分に顕していてむしろいいことだと思うんです。でも、何か気になります。 屋内に入り気温が高いから上着…
続きを読む →哲学に興味があるわたくしであり、しかもそれに反しているということが書かれているであろう本書ですから、手に取るのは自然です。 本書は「哲学的な思考」に対して反旗をひるがえすような内容ではなく、ニーチェ以降がおこなってきた「…
続きを読む →知性には限界があるのかなと常に考えているわたくしですから、この本を手に取るのは自然です。 本書は一風変わった作りとなっており、ディスカッション形式で「言語・予測・思考」の限界についての議論が展開されていきます。いろいろな…
続きを読む →武蔵野線の車内に掲げられていた化粧品の広告に、小さく「すべてメークアップ効果によるもの」と書いてありました。 「すべて」とは、大きく出たな。 「すべて」という概念の扱いについて、哲学や論理学の立場からは非常に難儀するとこ…
続きを読む →「自分を自分たらしめているものとは、何か」 太古の昔より、人類の多くはその深遠なる問いに対しての解を考えてきました。 自分が自分であること。往々にしてそれは、自らのあずかり知らないところにあるからです。 例えば、自分の顔…
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