丸の内OLとかに汁

悪名高い客先常駐タイプのシステムエンジニアをやっていますので、勤務先が変わることがあります。

以前働いていたのは、丸の内にある再開発された超高層ビルでした。新しいビルは当然にキレイで、ガラス越しに東京駅を上空から見ることができ、鉄道に興味があるわたくしは、仕事に疲れた休憩時には行き交う電車を眺め疲れを癒していました。丸の内で働いていたその当時はまだ、寝台特急も走っていましたね。
その後の仕事人生に鑑みても、比較的恵まれた環境の職場であったと言えます。

その時は後輩女子と仕事のチームを組んでいましたので、その女子と昼食を摂ることも毎日でした。

つまり、そうです。「丸の内OLとランチ」です。

中高生のころから「丸の内OLとランチ」は憧れでした。というよりもむしろ、わたくしは丸の内OLになりたかった。

でかいサイフを小脇に携え、ストールとかカーディガンを羽織ってビル風にあおられながらも小走りにランチに行きたかった。
性別適合上、わたくしは丸の内OLにはなれませんでしたが、「丸の内OLとランチ」のユメは叶ったのです。

ところがその丸の内OLこと後輩女子は、目の前でパッケージにチカラ強い毛筆で「かに汁」と書かれたものを飲んでるんだよなあ。

こういうやつ
こういうやつ

目標は、具体性が重要であると言われます。
「丸の内OLとランチ」というわたくしの目標は達成しました。でもなんか違う。それはわたくしが、目標をぼんやりと設定していたのがよくなかったのです。条件が大味すぎた。
かに汁はダシが決め手なのに、目標達成の条件は大味すぎたのです。

「よく考えるとわたし丸の内OLなのに、かに汁はNGですかね…。毛筆で『かに汁』ですからね…」

後輩女子もなんとなく「丸の内OLとしての違和感」を自覚していたようですが、その後もそのかに汁を高頻度で飲んでいました

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