Sonyの『WI-C310』は、2020年前半のワイヤレスイヤホン最適解です

Sonyの『WI-C310』というワイヤレスイヤホンを4か月程度使用していて本当に快適なので、ご紹介いたします。

Sony WI-C310
Sony WI-C310

Sonyの完全ワイヤレスイヤホン『WF-SP900』が期待外れだったのでSonyのワイヤレスイヤホンは敬遠していたのですが、『WI-C310』は価格も高くはなく(4,776円で購入)、「まあ失敗してもいいかな」の精神で購入しました。
あと、日本製の製品を応援したいという想いもありました。なお、当方iMacとiPhoneユーザーなので、まったく発言に一貫性はございません。

『WI-C310』のよさ、まずは電池もちのよさが挙げられるでしょう。
『WI-C310』は、フル充電で公称15時間の再生可能とのことで、これはまじでそのとおりだと思います。わたくしは通勤に片道1.5時間弱程度かけていて、充電しなくても1週間(5日間)電池がもちました。この電池もちのよさはオンリーワンな気がします。
『WF-SP900』は公称3時間のところ実際は2時間程度(!)の電池もちだったので、雲泥の差ですね。

『WI-C310』のよさ、つぎに操作性のよさでしょうか。
『WF-SP900』は、音量の上げ下げが「本体の側面をリズミカルに『トトン!』とツメを立ててたたく」という方式を採っており、操作に失敗することも多くこれが小さなストレスでした。音量を操作したつもりが操作できない、操作してないつもり(ただ本体を触っただけ)が音量が変化する。これはストレスです。
『WI-C310』 は、音量の上げ下げが「音量のボタンを押す」という超ウルトラスーパーシンプルな方式なので、確実にやりたいことが実現できます。これで充分なのです。操作性に気をてらう必要はありません。

『WI-C310』のよさ、存在感がないこと。これもあるかと思います。
『WF-SP900』は、完全ワイヤレスだったがゆえに、耳だけでその本体を支持する必要があり耳に負担がかかったり、外した後は充電や紛失防止のために専用ケースに格納する必要がありました。つまり、小さく軽いのに「逆に強い存在感がある」のです。
『WI-C310』は、イヤーノズル部が小さく、ワイヤードイヤホンに近い見た目です。使用していないときは首から下げることができますし、カバン等に収納する際もワリとクシャクシャにまとめられます。着けていても外していても「存在感がない」のです。
「失くしそう」とは異なる、「存在感がない」。これはポータブルなガジェットとしては、大事なポイントだと思います。

『WI-C310』のよさ、最後は圧倒的なコストパフォーマンスでしょう。
『WI-C310』の「さーっ」というホワイトノイズは気になりますが、それは『WF-SP900』にもありましたし、『WF-SP900』のように「ぜんぶの楽曲が慌てて始まる」こともありません(まじであれはなんだったんだ)。音質そのものについては好みと個人差があるのでここでは触れませんが、わたくし個人の印象としては、なんというか、「ちょうどよい」です。
ワイヤレスかつ「ちょうどよい」音質で、5,000円を割り込む価格とは。2020年、いい時代になったものです。『WF-SP900』の5分の1ですぜ……?(たしか27,000円くらいで買った)
わたくしはComplyのイヤーチップに差し替えて使用していますが、付属のイヤーチップでも充分でした。

1回の充電でほぼ1週間は電池がもち、普段使いにちょうどよく、いい意味で「存在感がない」、ほどよい音質のSony『WI-C310』。これが5,000円を割り込む。
ワイヤレスイヤホンの最大公約数的な最適解はここにあると思います。オススメです。

↓オススメのSony『WI-C310』

『WF-SP900』は、ジョギングや水泳やトレーニングとか、スポーツ用として割り切って使用すればよいんじゃないでしょうか。オススメはしませんが。

↓オススメしないけど興味があればのSony『WF-SP900』

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