もはやマスクは下着と同等なのでは?

新型コロナウイルス対応で、「マスクを装着すること」が“一般的”を飛び越え“原則”あるいは“マナー”のようになってきました。
マスクを着けなければ公共の空間に行くこともできず、止むを得ずマスクなしで公衆面前に踊り出せば白い目で見られる。

もうこれ、下着みたいなものですね。

口腔からの飛沫を防ぐためにマスクを装着すると考えれば、つまり「汁的なものが飛び出す穴を隠す」と考えれば、もはや下着も同然。
なんだか興奮してきませんか。ここにもやがてパラダイムシフトが生じてくるような気がします。

不織布の白い使い捨てマスクが品薄になり、再利用を前提とした色とりどりの布マスクもよく見かけるようになりました。
白いヤツから始まり、時間の経過とともにデザイン性を帯びたヤツになっていく。やっぱり下着としか考えられません。
わたくしの場合はまだ白い(たまに薄い水色っぽい)無地のヤツしか装着したことがないので、要するにホワイトブリーフから卒業できていないということになります。ホワイトブリーフで公衆面前に踊り出す37歳男性。

やがて、「直接クチを見せることの羞恥性」や「下着としてのマスク」、あるいは「親しい仲にならないとマスクをとってクチを見ながらしゃべってはいけない」なんて倫理観/道徳観も生まれてきそうです。

  • 「あのふたり、この前非常階段のところでマスク外してしゃべってたよ」「えーっ!」というウワサ話が聞こえてくる20xx年の中学校。なんだか想像に難くありません。
  • 「ムスメが口紅をつけ始める」ことをめちゃくちゃ心配したり怒ったりする20xx年のお父さん。なんだか想像に難くありません。
  • マスクの上につける見せマスク(見せパンみたいなの)の販売。そんな未来がすぐそこまで来ていそうです。

わたくし、「マスクをしていない女性」より「マスクをしている女性」のほうが奥ゆかしくて好きなのですが、こんな将来を予見していたのかも知れません。
言わなくてもいい癖(へき)をまた書いて、今宵は筆を置きます。

マスクをする女性
マスクをする女性

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