露出しておりまして

一緒に働いていたOさん(おじさん)が、スポーツジムで倒れてしまったことがありました。

課長から「Oさんが急に倒れちゃって、今日休むみたいだから」と言われ、「えっ! 大丈夫なんですか?」とわたくし。課長も「事情はオレもよく解らなくて。しばらく休むかも」とのこと。大丈夫か。
その日はOさん宛の電話もかかってきて、「Oは本日不在でして…」と回答。なんかOさんが今日までにやらなきゃならない作業があったみたい。明日以降も来ないとなるとたいへんだな。

翌日、Oさんは元気に出社。ひと安心。
Oさんはいつもの楽しい口調で、倒れてしまった状況を以下のように説明してくれました。

  • スポーツジムで運動して、プールの着替え中にひっくり返るように倒れた
  • 倒れた時は全裸
  • 担架に乗せられブルーシートをかけられ救急車に
  • なんらかのアレルギーのアナフィラキシーショックが出たもよう

「いやー、たいへんだったよ! おれ、ちんこ丸出しで倒れちゃってさ! ブルーシートで隠されて救急車だよ! そん時は意識も戻ってたから恥ずかしかった〜」

元気いっぱいだな〜、なんなんだ。それよりブルーシートで救急車って、遺体扱いじゃないか。いいのか。仕方ないか。
なんにしても1日で復帰して、元気いっぱいで安心しました。なんのアレルギーかは解らなかったようで、そこは心配ですが。

仕事中、Oさん宛の電話。そういえば昨日かかってきてたんだ。
わたくしは「本日はOも出社してますので、代わりますね」と言い、隣に座っているOさんに受話器を渡しました。Oさんは「やべっ! 昨日までの作業のことかな」と言いながら、電話に出ました。

Oさん「あっ、その作業は昨日まででしたか。いや、あの、ハイ、あの、露出……失念しておりまして……」

いやいや、たしかに昨日は露出してたかもしれないけど、「失念」と「露出」を言い間違えることある? 笑いをこらえるのがツラかった。

アナフィラキシーショックは本当にキケン!
アナフィラキシーショックは本当にキケン!

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