新入社員のレッテル貼りする団体のレッテル貼りをしてやる

※すごくギスギスしているので、お気楽にお読みになりたいかたは、最後のほうのうちのうさぎ(かわいい)3連発をご覧ください。

新入社員のみなさん入社おめでとう
新入社員のみなさん入社おめでとう

公益財団法人日本生産性本部の提言によると、ことしの新入社員のタイプは「キャラクター捕獲ゲーム型」だそうです。いわゆる『ポケモンGO』ですかね。
提言にはいろいろ書いてありますが、どんな演繹法を用いて「新入社員のタイプ」が『ポケモンGO』となったのかはよく解りませんでした。リンクをはりたくはないので、必要であれば検索していただいて。

さて、毎年発表しているこの新入社員の特徴は、提言の本文を読んでも何のための発表なのか目的がまったく解りませんが、わたくしからすると、単なるレッテル貼りにしか見えません(昭和48年からやってるようで、ムダに伝統があるようですが…)。
「公益」財団法人日本「生産性」本部の「提言」ですから、公の利益となり社会の生産性が向上するような考え・意見なのでしょうが、果たしていい結果が出ているのでしょうか。「ことしの新人、ポケモンね」「わたしたち新入社員、ポケモンです」。これで生産性が向上するのでしょうか。

この提言をしている方々はどのような世代かは解りませんが、少なくとも新入社員の年代よりかは上の方々です。すなわち、新入社員のみなさんが就職活動していた社会を作った世代です。
就職活動をしていたみなさんには、自分の人生や夢や目標、そして将来の生活、さらには両親の期待や学校の先生の想いもあるでしょう。たくさんの抱えきれないものを抱えて、日本生産性本部の方々が一端を作った社会で、一生懸命に就職活動をしていたのです。そしてこの春に新入社員として、晴れて社会の一員となりました。
それだけなのに、与えられた社会と世代の中でベストを尽くして懸命に頑張っていただけなのに、「あ、ポケモン野郎ね」。ひどくないですか? 彼ら新入社員はポケモン気分で就職活動をやっていたワケじゃないのに。日本生産性本部の方々は、そんな社会を作った責任を感じないのでしょうか。

ちなみに、わたくし平成17年の新入社員は「発光ダイオード型」で、その特徴は「電流を通す(=ちゃんと指導する)と、きれいに光る(=いい仕事をする)が、決して熱くはならない(=冷めている)。」だそうです。

ただの悪口じゃん。
こんなのパワーハラスメントというか、ジェネレーションハラスメントです。

ことしのポケモンもくそスベってるし、平成17年はカッコ書きで説明多くてそれ以上にスベってたし、もうなんなんでしょうか。時事ネタからこじつけでレッテル貼りしてるな〜という生産性のカケラもない提言であることだけは伝わりました。

言われてばかりいるのもシャクなので、ことしの日本生産性本部のタイプをわたくしも提言しようと思います

ことしの日本生産性本部は「飲み屋で絡んでくる若い子大好きおじさん型」
別の卓でおじさん同士でわいわいやっていればいいのに、若くて大人しそうな男女ばかりの卓を見つけてはカットインして半年遅れの時事ネタを得意げに話します。おじさんはエリート風を吹かせてすごく有益な講釈を垂れているつもりですが、結局「最近の若いヤツは〜」で一括りにしてしまい、若くて大人しそうな男女は完全に閉口。初任給で飲んでいたお酒もまずくなる。おじさんはおじさんが若かったとき、「最近の若いヤツは〜」と言われてイヤな気持ちになったことを忘れています。かわいそうですね。

「ことしの」と書きましたが、毎年「飲み屋で絡んでくる若い子大好きおじさん型」なんですけどね。
わたくしもだいぶおじさんになってきていますが、こうはならないようにしないとな(なりたくないな)、と思いました。

こんなにギスギスした文章を書いてしまって嫌われたくないので、うちのうさぎ(かわいい)3連発です。

バーン!
バーン!

ババーン!
ババーン!

ドシ〜ン!
ドシ〜ン!

現場からは以上です。

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