うさぎ12歳・健康長寿のために

2018年7月13日をもちまして、飼っているうさぎ(かわいい)が12歳になりました。こんなに生きるとは。

おれが12歳のうさぎだよ!
おれが12歳のうさぎだよ!

動きは少しゆっくりになってきましたし、毛ヅヤや目の色に加齢が見られますが、ときおり病院で健康診断をしてもらうと「かなり健康体で問題なし」と言われます。たしかに食欲もあるしまだまだ元気そうです。
「6歳くらいで死んでしまうのかな」と思っていたので、2週目(ファミコンのマリオでいうとクリボーがぜんぶメットになってる)がゴールを迎えたところですね。これから3週目です。

ストレッチと日向ぼっこを同時に楽しむうさぎ(かわいい)
ストレッチと日向ぼっこを同時に楽しむうさぎ(かわいい)

うちのうさぎ(かわいい)がたまたま健康体で丈夫であったとは思いますが、飼うにあたって大事だなと思った点を挙げておきます。

■ 温度管理

たぶん、いちばん重要視していちばん効果があったのが、「温度管理」だったと思います。

夏はエアコンを点けっぱなしにしています。

湿度にもよりますが、30℃を超えることが解っていれば朝の涼しい時からエアコンを点けておきます。このところのような連日の猛暑であれば、それこそ24時間点けておいています。うさぎ(かわいい)も、温度湿度低めのほうが元気がありますね。気温が高くても湿度が低ければわりと平気なようです。

我が家には温度湿度計があります。我が家で使っているものとは異なりますが、こういった熱中症予防用の温度計を使用するのもよいでしょう。

さて、エアコンを使う際の気になる電気代は、「それほどでもない」といった印象でしょうか(10,000円/月は超えますが……)。
さいきんはオンオフの繰り返しより点けっぱなしの方がよい、なんて言われています。マンションだと断熱効果もあるので、涼しい時から点けっぱなしにするのが冷やすチカラを抑えられるので電気代的にもよいと思われます。点けっぱなしなので、フィルターの掃除はこまめにしましょう。

冬は小動物用のヒーターを点けっぱなしにしておきます。

ベッド型ヒーターで暖をとるうさぎ(かわいい)
ベッド型ヒーターで暖をとるうさぎ(かわいい)

3年前の写真で恐縮ですが、うさぎ(かわいい)が乗っているのがベッド型の小動物用ヒーターです。かわいいですよね。冬はよくこの上で休んでいます。
室内において、夏より冬のほうが気温変化の激しさはないものの、やはり小動物用のヒーターは用意しておきたいところです。

気温の変化はうさぎにとって心身ともに負荷が大きいと思います。そこをなるべく一定にできれば、うさぎにとって快適な時間が長く続くわけですから、ひいては長生きにつながると思います。

■ 食べ物

「メディラビットおとな用(ややかため)」をずっと与えていますし、うさぎ(かわいい)もずっとこれを食べています。

これ以外を与えたことはほとんどないのでこれが相対的にいいのかどうかは解りませんが、長生きしている以上 悪くはないのだと思います。尿臭も抑えられるのでよいと思います。
うさぎは牧草メインで食べるべきなので、牧草もよいのを与えましょう。うちのうさぎ(かわいい)がよく食べるのは南知多産の「イタリアンライグラススーパープレミアム」です。

封を開けると「あれ、玉露かな?」というくらいに爽やかな葉の香りが漂い、香りにつられてうさぎ(かわいい)もやってきます。この牧草はオススメです。高いけどオススメです。高いけど、オススメです。

■ ケージ

うちのうさぎ(かわいい)は小さいのですが、自宅の引っ越しを機にケージは大きいサイズを準備しました。SANKOの「イージーホーム80」シリーズです。

ひろびろとしていてうさぎ(かわいい)は足も伸ばすことができますし、落ちた牧草やunkoなどはスノコの下のトレイにたまり掃除もラクです。替えのスノコも準備しておくと、より掃除がラクですね。

おなかの白さを魅せつけ足を伸ばすうさぎ(かわいい)
おなかの白さを魅せつけ足を伸ばすうさぎ(かわいい)

また、ケージはなるべく奥まったところに設置するのが、うさぎのストレスにならないようです。人の出入りがあるところだと、うさぎも落ち着きません。

■ 遊び道具

遊び道具で遊ぶのはかわいいです。
ただし、うちのうさぎ(かわいい)はあまり遊ばなかった挙句、転がる大きめのかじり木で足の指を骨折してしまったことがあるので、注意が必要です。かじり木はケージに固定できるのがよいかも解りません。

■ 愛情

うさぎは懐きます。懐かせるためには愛情がたいせつだと思います。
ねこは気持ちいいとノドをゴロゴロ鳴らすように、うさぎも気持ちいいと歯をカチカチ鳴らします。いぬは喜ぶと尻尾を振るように、うさぎも喜ぶと尻尾をぷるんと振ります(一瞬)。うさぎは意外と感情豊かであり、これらはきっと飼う側の愛情の深さによると思います。愛情が深ければうさぎの健康状態を気にかけますし、そのための物理的な対策も講じられるでしょう。
うちではおもに妻のほうが「かわいがったりカラダのケアをしたり」し、わたくしが「必要な物品を調達したりケージの掃除など環境の調整をする」係となっています。役割分担。

うさぎ(かわいい)近影。さすがに加齢が見られます。
うさぎ(かわいい)近影。さすがに加齢が見られます。

こうして挙げてみると、うちのうさぎ(かわいい)は結構ゼイタクな生活を送っているように見えますが、それが健康長寿につながったのかも解りません。

これからうさぎを飼う方や、いまうさぎを飼っている方の参考になればよいかなと思いつつ、筆を置きます。

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